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日々の生活の中で、ふと聞こえる心のつぶやき日記


by keiyou-ai
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ハーモニウム

本日は、午前中で仕事を切り上げ、池袋の明日館でのハーモニウムの演奏会に行って来ました。
懐かしいような響き、現代ではなかなか聴く機会がないハーモニウム…。リードオルガンの進化型?のようですが、今ではあまり残っていないようです。
構造的な事は、今日のレクチャーで聴いた範囲でしか解らないのですが、パイプオルガンに比べ、音質のブレが少なく音の強弱を細やかに表現できるとのこと…。19世紀中ごろフランスでハーモニウムという名前で登場し、専門の演奏家だけで無く、富裕な愛好家や教会でもパイプオルガンの変わりに普及した楽器だそうです。
リードオルガンより音に深みやまろやかさがあるような…。ストップが左右合わせて12〜3個付いていて、足踏みペダルもリードオルガンより頑丈で大きいものでした。これは、やはり専門の演奏家やサロンでの演奏用だったのでは…。エレクトーンのご先祖様?みたいな感じで、表情豊かな音の変化にびっくり致しました。

演奏曲は、ハーモニウムの為の曲だそうで、ほとんど聴いたことのない曲ばかりでしたけれど、サン=サ−ンスの「バルカロール」という曲や2部のテオド−ル・デュボアの田園幻想(雷鳴付き)というのが印象的でした。この雷鳴付きというのが、凄い!
通奏低音のように音を鳴りっぱなしにしながら、右手で不協和音の連続演奏するもので確かに雷鳴のように聴こえてきました。不思議な音です…。

今日は、ご案内頂いたS大学のT先生にも本当にお久しぶりにお会いできましたので、とても嬉しく充実した一日でした。ベルギーの演奏家「ヨリス・フェルダン氏」の演奏もお人柄もとても素敵な方で、フランス語の発音がとても綺麗で(意味はまったく解りませんけれど(爆)ゆったりと音楽に身をゆだねられ、とても素敵なコンサートでした。

帰り際、明日館のJMショップに立ち寄り、コンコンブルという(フランス語で胡瓜の意味だそうです。)乾パンを話の種に買って来ました。帰って食べてみましたが、私には歯が立たない…残念。これは、歯の丈夫な方にお薦めです。非常食に最適かな?
胡麻風味でお味は、けっこう良いです。(どうやって食べたのやら…(^。^;)
ハーモニウム_b0059686_1211278.jpgハーモニウム_b0059686_1221264.jpg
by keiyou-ai | 2005-07-10 01:23 | 鑑賞徒然