日々の生活の中で、ふと聞こえる心のつぶやき日記


by keiyou-ai
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遂に来た…

今年は、無事に乗り越えられるかと気を抜いていたのが失敗です。遂に来てしまいました。椎間板ヘルニアの痛みが…。腰から下に力が入らず中腰の姿勢をとる事が出来ません。ま、まずいです。明日から、シップとコルセットの日々に突入ですが、日曜日は外せないし、とにかく這ってでも行かなくちゃ…。

もう、ね、寝よう…。
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by keiyou-ai | 2005-03-30 23:47 | 風の歌日記

存在感…

昨夜、NHK教育TVで放送された人間講座「美輪明宏・愛と美」最終回を見ました。美輪さんて、とても存在感のある方だなあと…思わず画面に釘付けです。エディット・ピアフの生き方を紹介しながら、愛すると言う事に付いて話されていたのですが、国や性、年齢などさまざまな組合わせであっても、同じ人間どうしなのだから人を愛すると言うことに変わりはないと…。歯切れの良いトークを聴いて、70年間、信念を持ってさまざまな人生の山川を乗り越えてきた方の言葉は、重いなあと思いました。私は、以前美輪さんの舞台を観た事があります。当時60代後半位でいらしたでしょうか?舞台狭しと歌い踊るその姿は、とてもエネルギッシュで本当に圧倒されてしまいました。まったく年齢を感じさせない舞台でした。その時もシャンソンを何曲か歌っていらしたと思うのですが、本日のピアフの「愛の権利」という歌、美輪さんが訳詞を為さったそうですが、すごく共感できるなあ…と。「愛と美があればそれで充分…」という言葉にも…。当方は、そのように思える70代を目指して、今はまだまだ現世の荒波の中で修行中ですけれど…。

もうお一人の存在感の有る方、最近の新聞記事から宇野千代さん。2〜3年前「何だか 私死なないような気がするんです」という本を読んだ事が有ります。自由奔放に?情熱的に生きる宇野さんの、これまたエネルギッシュな生き方に凄いなあと…夢中で読みました。枯死しかけた「薄墨桜」の再生のために尽力されたことや数々の華やかな恋愛歴、ファッション誌「スタイル」の創刊、着物のデザイン、作家活動と止まる所を知らないような活動に、ただただ感動しました。それに、純粋と言うのか天真爛漫というのか…さまざまな語録に感銘を受けたのを憶えています。晩年100才のお祝に着用したいとデザインされた桜の振袖の写真が掲載されていましたが、華やかな柄行きが、そのまま宇野さんの生きた人生そのもののような気がしました。そう言えば岐阜の花フェスタ2005でも「千年桜」を取り上げたイベントが開催されていた様ですね。千年を生き抜いた薄墨桜、一体どんな花を咲かせているのでしょう?いつか見に行ってみたいなあと思っています。

美輪さん、宇野さん、薄墨桜、それぞれ強烈な存在感を感じます。老いてなお軒昂な生き方に少しでもあやかれたらいいなと思うこの頃です。
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by keiyou-ai | 2005-03-29 03:27

井筒屋店番

今日は、久し振りに一日アポなしデーだったので、午後から井筒屋へ手伝いに行きました。お客様の入具合を見て、時間が有れば周辺取材の予定で身軽に出掛けました。
井筒屋に着いたら、商工課のTさんとボランティアさんがお一人で、お客様が丁度途切れたところのようでした。ボランティアさんは、すぐ帰られたのでTさんだけではたいへんかなと、店番のお手伝い…。

日曜ということもあって、2人〜3人位のグループで結構来店者が続きました。冨岡からきた母子は、お母さんが「若い頃、織物が盛んな時代だったので、織物の事とかとても興味があるんです。」と懐かしそうに話して下さいました。知人の方から貰った藍の苗を植えているそうで、「種がこぼれて年々増えているんですよ」との事。娘さんは、貸スペースにも興味があったようです。
その後、素敵な着物をお召しになった奥様とご主人のご夫婦来店、な、なんと、八国山を散歩しながら、東村山から1時間程歩いて来たそうです。ス、スゴイ!!ウオーキングスタイルなら驚かないのですが、着物に草履姿でしたので…びっくりです。奥様は、さらりと「慣れると素足で歩いてるみたいで、返って楽なんです」とおっしゃってました。どうも、草履の鼻緒の緩ませ方や履き方にコツがあるようです。夏の浴衣姿のとき素足で下駄を履きますが、鼻緒の当たる足の部分にたっぷりクリームを刷り込んでつるつるにしておくと、擦れないで楽なのだそうです。良い事教えて頂きました。
その後、子供達が立続けに来店し、思わず子供に戻って面子やけん玉で一緒に遊んでしまったおばさんです。けん玉結構難しいですね。成功率は、30%以下だったかなあ…。
今年、中学生になると言う女の子達とは、けん玉をしたり中学生になったら何したいとかいろいろ話しました。それにしても、私立中への進学者が娘の頃よりも随分増えて来たようです。時流なのでしょうかねえ?
夕方には、近所の高層マンションに住む親子が来店。お母さんが荷物を置いて来るまで
子供達と遊んでいました。元気の良い姉弟で、弟君とは西部劇ごっこをしたり、お姉ちゃんはけん玉、一緒にはさみ将棋もやりました。子供達のエネルギーは、やはり凄いですね。おばさん、少々お疲れぎみになってしまいました。(爆)
周辺取材まではできませんでしたけれど、結構楽しい店番でした。もう少し、地域の情報を勉強しておかなければと、反省点も多かったです…。

今日出逢った皆様、またのご来店おまちしておりま〜す!
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by keiyou-ai | 2005-03-28 00:26 | ボランティア徒然
先日のフジTVの続編的「モナリザ…」特番を見ました。2番煎じ風でワクワク感は今一つでしたけれど、もう一枚のモナリザの絵は、嬉しいニュースでした。若い頃、ルーブルの至宝に道を決定付けられた観のある私にとって、やはり「モナリザ」の絵は特別な存在のように想います。また長い間研究されて解きあかされて行く事実には、やはり重い衝撃を感じます。科学や建築、哲学、天文学、解剖学など幅広い知識を持ったダ・ヴィンチが、それらの知識を元に表現する絵画には、深い真実のメッセージが込められていた…。その事が分っただけでも、私には充分な答のように思いました。30数年前、あの絵に出逢った時に感じた心を惹き付けて止まない力は、そういう深い叡智がバックグラウンドとしてあって描かれたものだからなんだなあ…と納得です。

特に興味を持ったのは、特番の後半、モナリザが描かれた別な理由とは…?という点です。一般的な肖像画と違う点、1、装飾品を付けていない 2、聖女のような表情から、聖書の中の人物ではないかと推測される→長い髪、胸を開けた服装、お腹を守るような姿勢から、妊娠したマグダラのマリアではないか?この推測には、えっという驚きでした。キリストとマグダラのマリアとの隠された秘密を書き残したかったのでは…と。もしそうだとしたら、ますますダ・ヴィンチの勇気を尊敬してしまいます。あの時代、そのような事をいったら、刑罰を受けるに決っていたと思いますので…。
キリストだってマリアだってマグダラのマリアだって、皆貧しい普通の市民だったはずですから、自然に恋もしたでしょうし、結婚も妊娠もあっておかしくないのではと思いました。そういう普通の人間だったからこそ厳しさも慈愛も持てたのではとも思います。しかし、最後のシーンで、ダ・ヴィンチ村の「マグダラのマリア」の苦渋に満ちた表情が映し出され、とてもリアルでショックを受けました。以前、どこかの写真展で見た戦争難民の女性の表情にそっくりだったものですから…。差別や迫害の中で、ぼろぼろになっても祈り続けるその像の表情が、胸に迫って来ました。ダ・ヴィンチは、幼い頃どんな気持で故郷のマグダラのマリア像を見ていたのでしょう…?そういう経験があって、モナリザが生まれたのでしょうか?どこまでも興味はつきません…。

何にしても、科学の発達が人間の本質や生々しい現実を、これからも少しづつ白日の元に晒してくれるのでしょう…。たけしさんのコメントのように、生身の人間が生きて為し得て行く事って、やはり凄いなあと素直に共感してしまいました。一人一人が生きて命を繋いで行く事で、歴史や文化が創られ伝えられていくのですね。きっと…。

ダ・ヴィンチの生きていた時代から500年を経て、ダ・ヴィンチコードが出版され、再度注目されているモナリザ。ダ・ヴィンチという偉大な天才の遺した作品に、ますます魅了されてしまいます。それと、脱線してしまいますが、最後にさりげなくルーブル展のCMが入る当たり、さすがにPRのうまい日テレさんだなあと…。(^。^;)
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by keiyou-ai | 2005-03-27 00:30 | 鑑賞徒然

3月23日STB

3月23日「STB」米良美一コンサート

春雨という余韻のある降り方ではないざあざあ降りの中、本社から直行で六本木STBへ駆け付けました。会場はなかなか盛況で満席状態。友人が席をキープしてくれて、良い席に座る事が出来ました。ジントニックを頼んでまずは一杯…。(たまに不良ママしてます。爆)

ライブは、ピアノの塩入さんとベースの方が登場し、もののけ姫のアレンジ曲でスタートです。上手より米良さん登場…。白っぽいブラウスシャツに黒い鳥の羽の長いショール?(美輪さんが良く舞台で使っていらっしゃるようなのです)を肩にかけています。
まずは、アラバマ・ソングから…。「ママが死んでしまったの…。」かなり沈んだ哀しげな朗読が、テープで流れます。ハクジュホールの時とは、また違っていたみたいです。次はスラバヤ・ジョニ− 16才の少女が恋する男はひどい男ジョニ−。捧げ尽して捨てられて、それでも好きなの…と。次はけだるいような曲調の「二十世紀のブルース」憂鬱な時代20世紀…と歌います。盛り場の喧噪と倦怠感、そういう世界にも純粋な女心があるのでしょう…。その悲しくも切ない想いが伝わって来る様でした。
そして、前半の山場は、「お定のモリタート」かなりきわどい内容ですが、回を重ねるごとにますます凄みが増して行く様です。文楽の「女殺し油地獄」のような凄絶な場面が連想されます。かなりホラー的ムードかも…。以前、ホラーものの映画の主題歌も歌っていらしたようなので(死国、牡丹灯籠)結構お好きなジャンルなのかもです。
最近、大仕掛けの招聘オペラだけでなく、ホールオペラや独り芝居のようなコンサートオペラが増えて来ているように思います。このようなライブハウスや小ホールでも楽しめる演劇性を持ったコンサート、新しい試みでとても興味を持ちました。

さて後半は、「バラ色の人生」「恋心」一転して小粋なシャンソンで、甘く切ない女心が歌われます。シャンソンや映画で聴くフランス語は素敵だなあと思うのですが、フランス語ってどうも苦手です。発音むつかしそう…。「抱擁」切ない女心の歌ですね。香りという嗅覚的な歌詞がとても印象的な歌でした。日本の曲から「歌うだけ」。悲しい時は歌うだけ、歌うと歌うと…。武満さんの曲と谷川さんの詩は、とてもシンプルだけど深いなあといつも思います。歌う事のできる方達は、悲しみを風船のように膨らませて、どこか遠くへ飛ばせてしまえるのでしょうか?うらやましいなあ…。そして「ヨイトマケの唄」子を思う母親の歌う唄がどんな美しい唄よりも世界一美しいと歌い上げます…。アンコールは、歌手の大先輩、美空ひばりの「悲しい酒」、江利チエミの「テネシー・ワルツ」ひとつの時代の大きな星だった名歌手達の歌、今日のライブの場所にぴったりでした。

さまざまな女性像、そしてさまざまな女心、愚かで哀れで狂乱する姿あり…、はたまた
気品高く愛する姿あり、最強の母親の無償の愛…。さまざまな個別の女性像なのか、一人の女性の中に潜むさまざまに変化する女心なのか…?ライブで演じられた各々の歌の中に女性のさまざまな表情が読み取れる様です。心のひだを表現したいという米良さん。これから、ますます楽しみですね。

ところで、考えてみると世の中には「卒塔婆小町」の謡曲のような老女を謡った歌ってほとんどないのですね(爆)。「川の流れのように」くらいなのかなあ。そういえば「夕映えに」「女の愛と生涯」という歌がありましたね。女性の生涯を彩る歌の数々…。3分間のドラマと言われる歌の中に自分の心を重ねてみた時、共感できる歌が鮮烈に心に残るのかもしれません。日頃は、めったにこういう場所に行く事はありませんが
たまに友人達と行くのも楽しいなと思った一日でした。N様お誘いありがとうございました。
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by keiyou-ai | 2005-03-26 01:16 | 鑑賞徒然

久々のお天気…

ここ数日、春雨が続いて外出も大変でしたが、今日は綺麗にカラッと晴れましたね。夜空の月がとっても綺麗です。どうも性格が単純なので、お天気に気分が左右される困ったちゃんです。今日は、日中風は冷たかったけど、陽射しはほんとに暖かくなって来ました。いよいよ大地の植物や動物達も動き始める良い季節になりますね。田舎では、そろそろうぐいすの声が聴こえる頃かなあ…。う〜!山に行きたいよう!!

そんなこんなで気分も一新、吉祥寺での打合せの後、思いっきり山盛りのケーキにチャレンジ。暫くもういいやと思うくらい食べちゃいました。甘い物の禁断症状が出るようだと、相当お疲れだったようです。私は、電車で移動中必ず本を読むのが癖なのですが、今日は斉藤茂太先生のストレス解消法の本を読んでました。それによると、S=スポーツ、T=旅行、R=レクレーション、E=eat(食べる事)、S=sleep(良く眠る)、S=smaile(微笑む事)を実践する事で、ストレスをだいぶ解消できるそうです。今日は、3つ位は実践できたかなあ…。(爆)それとプラスして、気持の持ちようで心身の老化を防げるそうですし、いろいろなストレスは、我慢しないでメモ帳にどんどん書いてみるのも良い方法だそうです。(書きたい事一杯有るなあ。)「ばかやろう!!」とか「くそっくらえ!!」とか…。いろいろ腹のたつことがあったら、胸に納めないでメモ帳にぐちゃぐちゃに書きなぐる…。やってみたいですね。(爆)後で発覚するとまずいけれど…。

最近、少々期末の忙しさに振り回されて、気持もどんよりでしたけど、町行く若い人達が卒業式の晴れやかな姿で歩いているのを見たら、こちらもちょっと新鮮な気分になりました。先日も国際フォーラムで会社に電話しようとしてたら、振袖に袴姿の娘さん達に写真撮って下さいと頼まれました。娘の卒業式を思い出してちょっと感激。いいですね、華やかで…。

さて、いよいよ季節は本格的な春を迎え、学校も今日が終業式で春休みに入りますね。
こちらは、イベントでこれからが追い込みの忙しい毎日になりそうです。来週の為に明日と明後日は、ゆっくり休養するつもりです。
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by keiyou-ai | 2005-03-25 20:08 | 風の歌日記

3月に逝った叔母

先日、3月に逝きたいとブログに書いた事を、先に叔母に実践されてしまいました。それも、お彼岸中に…。九州は、その後100数十年ぶりの大地震に見舞われたと言うニュースが流れましたけれど、お陰さまで故郷では、ほとんど被害もなかったようです。びっくりする事が、2つも重なり正直どきどきしました。叔母の訃報は、確かに悲しい事ですけれど、それでも叔母は幸せだったのではと思います。まったく、突然の心筋梗塞だそうなので苦しむ間もなく、それこそぽっくりと亡くなったようですので…。普通に生きて、その中で苦しい事も悲しい事も幸せな事も、いろいろあったと思いますが、生き抜いて人の手を煩わせる事もなく逝けるというのは、とても幸せな事ではないかと思いました。叔母とは、このかたほとんど会う事もなく暮して来ましたが、いつも優しい微笑みを絶やさなかった事を憶えています。叔母さま、心から御冥福をお祈り致します。合掌…。

私は最近度々思うのです。人とのご縁はさまざまですけれど、良いご縁は大切にしたいなあと…。一期一会が人生を変える事も有りますし、それは偶然におきたように見えても何らかの因果関係があって、ご縁ができるのではと思いますので…。
いろいろな人々との良いご縁を大切にして、普通に生きる事、最後まで与えられた時間を精一杯生きる事、それを全うできる事はとても価値のある素晴らしい生き方ではないのかしらと思うこの頃…です。
最後に、生きてて良かったと思える一生でありたいなあ…と。

そう思えるように、明日も普通に起きて、普通に仕事して、そして自分へのご褒美を上げられたら、とっても幸せだと思います。頑張り過ぎなくてもいい…、マイペース、マイペースです。うふ!
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by keiyou-ai | 2005-03-22 23:34 | 風の歌日記
舞台ディスプレイ 草月流松元社中
中央にピアノが有り、その両脇にディスプレイされていました。



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by keiyou-ai | 2005-03-21 23:43 | 鑑賞徒然
一昨日の19日、米良美一さんのコンサートが入間市市民会館で行なわれました。ステージには、草月流社中の春の花を大胆にあしらった生け花の大作が、中央のピアノをはさんで両脇に飾られています。ほんわりとした春の雰囲気が会場一杯に漂っています。

5分程遅れて開演。ラメの入った黒の上下の衣裳を着た米良さんの登場です。華やかな花のアレンジメントをバックに、伴奏の長町さん共々凛とした印象です。
第一部はオンブラ・マイ・フからはじまりました。緊張をほぐされる意味も有るのでしょうか、少し声量をコントロールしながら、ホールの音を確かめるように歌っていらっしゃるようでした。「ジュリアス・シーザー」より「彼は密かに、隠れるように行く」、確かコワルスキ−さんのCDにも収録されていたような?力強い感じが致します。3曲目「アルバのアスカーニオ」(何となく結婚行進曲風の出だしだなあと思っていたら、このオペラはミラノのフェルディナント大公の結婚のお祝いとして上演されたものだとか…。今年は紀宮様のご結婚も秋頃と言う事なのでおめでたい曲でぴったりですね。)何となくナタリー・シュトウッツマン(コントラルト)の声に似ているような気も…。穏やかな曲調にすっかり身を預けてしまいました。
「エンパイア劇場の歌姫」「君が欲しい」は、米良さんお得意?の曲、妖艶な歌姫の魅力に抗えない世の男性陣の気持、分からないでもないなあとか、熱烈な恋の歌なのにどこか爽やかな米良節に、思わず引き込まれてしまいます。喜歌劇「こうもり」から「僕はお客を招くのが好き」は、まさに現在の米良さんの心境でしょうか?華やかなオペラの一場面を彷佛とさせる第1部でした。

第2部は、錦織風の壷の柄が入った生地で、裾にいくつもスリットが入った上着に着替えて登場です。まずは日本の歌から「もう直き春になるだろう」まさにこの日のコンサートにピッタリ!ですね!本格的な春の訪れを告げる春分の日、「3月20日は君の誕生日…」と言う歌詞があり、会場にもお一人この日が誕生日の方がおいでになって、よい記念になったのではないでしょうか?うらやましい…ですね。三寒四温のこの頃ですが、まさにこの時期にふさわしい2曲目「しぐれに寄する抒情」。私はこの曲が大好きなんです。控えめに遠くに住む恋人を思う抒情的な曲ですが、熱い思いを胸に秘めながら、その押さえた心情の切なさが胸に滲みてきます。一転して若くして亡くなった子供達を悼む歌「あの子この子」ある日突然、病や事故、事件で命を落とした子供を悼むどう仕様もない親や親戚の想い…。最近の続発する悲しいニュースが、ふと思い浮かんで来る様でした。次は、農作業をする農夫の日常から…「かんぴょう」。ゆらゆらと揺れるかんぴょうの様子が、ひょうきんなくり返しの歌詞で歌われ、前曲のやりきれない曲調をまた明るく一転してくれます。そして、ほんのりと穏やかな「おかあさん」誰でも母親を思い出す度感じる想い…、暖かい光や青空のように広く寛容な母の優しさ、懐かしい思い出、思わず呼び掛けたくなってしまいます。おかあさんと…。
そして、懐かしい時代のカバー曲「蘇州夜曲」甘やかで艶やかな詩情に富んだ唄ですね。「箱根八里」は、志を持った若者を奮い立たせるような応援歌のようにも聴こえました。
最後は、花〜すべての人の心に花を〜。長い人生の中では、苦しい事も嬉しい事もあざなう縄のように廻ってきますけれど、泣いたり笑ったりしながらも、それぞれの人生の中でその人らしい花を咲かせましょう…と。私は、この歌を聴くと思わず足元を見てしまいます。どうしてかというと、泣く事も笑う事も大地にしっかりと足を付けて生きていてこそ意味が有り、漫然と生きていれば、泣く事も笑う事も表層的な出来事に過ぎず、美しい花等決して咲かせる事はできないのではと思うからです。私は、今本当に花を咲かせる為の努力をしているのだろうかと…、思わず足元を見てしまうのです。この歌は、実の所、私にとってとても耳の痛い歌なのです。
そして、第3部?のトークとアンコールに突入です。アンコールは「もののけ姫」。始めて生で聴かれる方も多かったと思いますが、改めて聴くと7年前とは又違って、静謐な月の光の中で、孤独な悲しみをたたえながらも凛として立つ野生と人間の心を合わせ持ったサンの姿が浮かんできました。自然と文明の共生…。今回の「愛・地球博」のテーマにも通ずるものですが、自然との共生を謳いつつ、現実にはさまざまな矛盾もあるようです。人類の永遠のテーマかもしれないなあと思います。コンサート最後のアンコールは、今話題を集めている「ヨイトマケの唄」。力強い母の愛、無償の愛。今の渾沌とした不安な世の中で、この母親の愛情だけは営々と繋がって欲しい…。米良さんの切々と歌い上げる力強い母性讃歌「ヨイトマケの唄」。どんなに美しい唄よりもどんなに美しい声よりも、母ちゃんの唄が世界一…だと。この唄に歌われる優しく力強い母親…、現代では女性を取り巻く環境も変わり、このような母親像は希薄になりつつあるのではないのでしょうか?この唄を聴くと、自分は本当にこんなふうに子育てできたのだろうか?と過ぎ去ってしまった子育ての時期を、いつも切なく振り返ってしまうのです。子育ては、むつかしい…。過保護や過干渉でもダメ、放任でもダメ、自分も精一杯生きる姿勢を背中で見せながら、愛情表現のさじ加減が必要なのかもと…。やはり、子育ては、母親にとっても父親にとっても一世一代の大仕事なのかもしれないなあ…と。

そんな事を考えているうちに、米良さんは大きな花束を抱え、爽やかな笑顔を残してステージを後にされました。いろいろなメッセージを頂いたように思います。
唄、歌、詩各々の中に表現される想い、何故歌なのか…?世代を超えて歌い継がれてきた曲には、作り手のさまざま生きざまや想いが一杯詰まっているのでしょうね。その想いを演奏者は行間から深く理解して読み取り、聴衆に伝えるシャーマンのような人々なのかもしれないと…。ふと思ってしまいました。
会場には、高校生や学生さんらしき若い方も多く、これからもクラシックの楽しさや素晴らしさを、機会を見つけて、是非経験して頂きたいなあと思います。

主催のFM茶笛さん、草月流松元社中の皆様、当日のスタッフの皆様、素敵なコンサートをありがとうございました。
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by keiyou-ai | 2005-03-21 04:52 | 鑑賞徒然

ぴゅ〜っ!るるる〜

暖かくなったかと思えば、今夜は風の音ばかりがちょっと寂しげに聞こえ、何となく2月に逆戻りのようですね。

明日は、市民会館でのコンサートのお手伝い、明後日はウオ−キングイベントの取材です。お天気回復するといいなあ…。出かけるのは、あまり苦にならないのですが(車でドライブするのは大好きなので…)寒いのだけはどうも苦手で、冬の外歩きはかなり辛いです。先日も、だいぶ暖かくなってきたので、薄めのコートを着て出掛けたら、夕方の冷え込みにぶるるっときてしまいました。やっぱり、まだ厚めのコートも手放せないかな…。クリーニングに出すのは、もう少し待ってみようっと。

三寒四温のこの頃ですが、最近は世の中も春の嵐が吹き荒れているようですね。何ともせちがらい世の中になっていくようです…。おばさんは、マイペースで行く事しか出来ないので、気にはなってもカタツムリマイペース生活が一番だと思っています。な、なのに、娘はお母さんは台風だよっていうんですよね。ええっ!そ、そんな〜。
まあ、確かにおっちょこちょいなので「あれがない、これがない…」と言っては、目の前に有るのも気が付かず家族に迷惑かけているのかもです。少し冷静にならなきゃ、大人にならなきゃ?とは思っているのですが、もともと南国の人なので、どこか天然◯◯が入っているみたいなんですね。娘によく叱られております。なるべく、落ち着いて行動するように気を付けてはいるつもりなのですが、無意識に地が出てしまい、「そのボケおもしろいですね」とか突っ込まれております。
別に意識してボケかましている訳じゃなく、仕方ないんです、地なもので…。(赤面)
あまり話すのが得意ではないので、いつもはにこにこと笑っているだけにしようとか思うのですが、仕事にならないですし、最近は腹をくくって地で行くようにしています。
その方が、疲れないしストレスも減少したような…。

と、言いつつも、時々「ぴゅ〜っ!るるる〜」と情けない逆風が胸の内に吹く事があるんです。皆さんは、いかがですか?
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by keiyou-ai | 2005-03-19 00:59 | 風の歌日記