日々の生活の中で、ふと聞こえる心のつぶやき日記


by keiyou-ai
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カテゴリ:鑑賞徒然( 63 )

日経ホール

本日は内勤日。いろいろとやる事は山積みなんだけど、
ちょっと小休止。

先日の17日、日経ホールで開催された「米良美一15周年コンサート」
へ行ってきました。
ですが、午前中、次の日の資料準備をしていたら電車に乗り遅れてしまった…。
駅から直結と書いてあったので、何とか間に合うだろうとタカをくくっていたら、
何とさすが大手町。広すぎる〜!しかも、丸ノ内線からだと10分以上歩く…。
さらに、ビルへの入り口がよくわからない。
ふ〜、準備不足だったなあ。2曲目が終わった後にこっそりと入る。
ご、ごめんなさい。

気を取り直して,3曲目から聴く…。
曼珠沙華を聞き逃したのは、なんとも惜しい!!
この歌は、心をつかんで離さない…故郷の情景にかぶさる歌。
曼珠沙華の咲き乱れる風景は、遠い故郷の原風景なのです。
哀しい歌です。でも、惹かれる歌です。

「小さな空」これも聞き逃しましたが、小さい頃、親に叱られては、
心をふるわせて、見上げた夕空…。聴きたかったなあ。

メサイアより「彼は軽蔑され」
黒人霊歌「誰も知らないわたしの悩み」
同じく黒人霊歌「深い河」
賛美歌「輝く日を仰ぐとき」
「曼珠沙華」でBISの社長さんに見いだされ、
BCJでデビュー。そして、アシタカせっ記〜もののけ姫で
鮮烈なメジャーデビューされた歩みそのままの選曲でした。
懐かしいなあ。もう15年も経つんですね。
BCJのコンサートにも良く出かけてましたねえ。

後半は、日本歌曲のオンパレード
「月の砂漠」
「さっちゃん」
「たき火」
七つの子」
「花」ピアノ独奏
次代へ歌い継ぎたい歌だそうです。
ピアノ独奏の後は、意外にも60年台〜80年代の歌謡曲
「夜明けの歌」
「四季の歌」
「この広い野原いっぱい」
「寒い朝」
「見上げてごらん夜の星を」
「花(すべての人の心に花を)」

振り返ると、あの頃はじっくり歌を聴く余裕なんてなかったからなあ。
町中で自然に耳にした曲ばかりではありましたけど、
もう忘れてしまった時代の歌でした。あまり思い出したくない時代の…。
だから、ちょっと切なかったなあ。
でも、それは私だけの勝手な言い分でみんなに元気を出して欲しいと
思って選ばれた曲だったそうです。ごめんなさい。

いろんなコンサートや演劇を観に出かけていたこの15年間、
そこで何を見たのだろう…。今振り返ると、何か失ったものを
必死に埋める時間だったような気がします。
その傍らにいつも米良さんの歌がありました。宗教曲であったり、
懐かしい日本の歌であったり…。

音楽が大嫌いな子供時代、その為にほとんど音楽を聴かなかった時代、
そういう時期を経て、その空白の時間を埋めるようにむさぼるように
聴いていたのかもしれません。
でも、いろんな時代に流れていた曲もあったんだなあって
改めて気づかされました。

これからも、いろいろなものを血とされ肉とされ、米良さんが更に
豊かな表現力とともに活躍される事を心からお祈りしています。

私にとって、今は不思議な事にアート支援の現場にいて
音楽も美術も演劇も身近なものになっています。
この15年間の歩みを、私も糧として次へ向かいたいなあと
思った一日でした。

あと一ヶ月、いよいよ「SMFアートのわっ!」アート縁日の実施日が
近づいてきました。
次代をになう若い方達へ「アートへの熱い想い」を
引き継いでもらえるよう、老体にむち打ち頑張りま〜す!
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by keiyou-ai | 2009-10-22 14:31 | 鑑賞徒然
ここのところ、休日らしい日がなく、気力体力落ちてるなあって
気になってました。

空を見れば、秋の気配ながら真っ青に晴れ上がった空。
これは出かけなくっちゃ・・!

そんな訳で、急遽秋川キララホールへ・・・。
久しぶりの自分の時間。チケットも滑り込みでゲット。
圏央道で25分程・・・。ずいぶんと近くなりました。


コンサートは、緑川まりさんと米良さんのデュオリサイタル。
秋川キララホール開館20周年記念企画とのこと・・・。
緑川さんは、「午後の曳航」以来かも・・・。
今日は、タイトルどおりデュエット曲が多かったのですが、いいですねえ。
ソロとはまた違った味わいがあって・・・。

歌劇「エジプトのジュリーオ・チェザーレ」より愛しい方!美しい女!
歌劇「皇帝ティートの慈悲」より気の済むようにお命じなさい。
歌劇「ホフマン物語」よりおお恋の夜~ホフマンの舟歌
「猫の二重奏」アンコール

まるで、オペラの世界に踏み込んだよう・・・。 目を閉じると豪華な舞台も
見えるようです。

たまたま、最近グルベローヴァさんと米良さんのCDを聞いていたので、
聞きなれた曲が多く、とても楽しめました。
アンコールの「猫の二重奏」は、毎回お相手が違うごとに
色合いの違う二重奏ですね。本日は妖艶で可愛い雌猫さんに
米良猫さん、ちょっかいだしてはすごまれてましたねえ。(^^;)

それにしても、緑川さんの声量はすごいです。
トークのとき、妙に通る笑い声が?って不思議だったのですが、
あれは、もしかして後ろを向いた緑川さんの笑い声・・・?
良く通る迫力の歌声でした。
米良さんは、一時期の不調から見事に復調されていて、以前より
奥行きと深みを増し、トークも人の気持ちをぐっと引き付ける楽しい
ものでした。

今日は、お二人の素晴らしい演奏と楽しいトークに、
元気をもらった一日でした。

さて、いよいよ来週から怒涛の日々がやってきそうです。
今日の元気を少しでも保ち続けたいな。
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by keiyou-ai | 2009-09-14 00:29 | 鑑賞徒然

泣ける歌

樋口了一
「手紙~親愛なる子供たちへ~」

歌詞がいいです。泣きそうになる・・・。
次第に老いていく両親のこと、自分の将来のこと・・・。

誰にでも必ず訪れる最終のとき・・・。
みんなその日のために、歩き続けてる・・・。

でも、そのときがあるから、今を大事に生きていけるの
かもしれないですね。

さて、今日も生きていることを感謝しながら
大事にすごします。

まずは、楽しくお昼を食べましょう。(笑)
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by keiyou-ai | 2009-05-15 12:43 | 鑑賞徒然
観てきました。「三文オペラ」

?・!から始まって、???・!!!で終わる。
私の勝手な感想です。

まずは、個性的な異業種キャストに、えっ!
舞台美術の意外性におおっ!
(噂には聞いていましたけど、開けっ放しの搬入扉、
二重になった床の使い方、効率の良い舞台場面の転換。
水物もあちこちでドバっ!ええっ!)
何故か、ひもつきマイクが気にかかり、シルク ド ソレイユ?
みたいな舞台美術にもびっくり。
歌の伴奏は、生演奏。
きゅっきゅっと滑るギターの音が切ない…。

三上さんの魅惑的なメッキ、阿部さんのポリー
デーモン閣下のピーチャム、それぞれに存在感のある演技。
秋山さんのジェニーも雰囲気があって魅力的でした。
アドリブで狂言まわしを演じる米良さん、ずっと舞台に出ずっぱり。
最後に女王役に変身して歌う「第三の三文フィナーレ」、声の伸びがいい。
随分前に亜門さん進行のコンサートで歌われたカルメンを
思い出しました。衣装には、びっくりしましたが、歌のうまさに異世界に
引き込まれます。

宮本亜門演出の「三文オペラ」は、原作の基本は残しつつ、
舞台は現代の都会の裏通りみたいな雰囲気。ポリーの衣装は、
今の渋谷を歩いてる高校生みたい…摩訶不思議。
猥雑なものや純粋な思い、混ぜこぜになったあり得ないような筋の
そこここに、ぴりっと皮肉が込められている。
でも、その幕切れは、少しあっけなく、戸惑いながら拍手する…。

でも、このバカバカしさとフィナーレのぎんぎらぎんのイメージが、
今の時代を映しているのかもと…。
フィナーレを迎え、頭の中でいろんなものがグルグル回ってました。

ほんとにあっという間の3時間でした。
「3時間返せ」とは、申しません。(^^)
舞台は、生もの。回を重ねる毎に磨かれ洗練されて
いくのではと期待しています。
できれば、もう一回観てみたくなりました。

その後、一杯のワインで余韻を楽しみ、特性カレーで
腹も満たし、心身ともに元気をもらって帰りました。
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by keiyou-ai | 2009-04-12 21:23 | 鑑賞徒然

試写会「劔岳 点の記」


桜、今年は天候に恵まれて長持ちですね。

昨日の夕方、取引先のご招待で、試写会に行ってきました。

6/20公開の「劔岳 点の記」
新田次郎原作、陸軍参謀本部陸地測量部による日本地図最後の空白地点
「劔岳」初登頂と測量を果たすべく奮闘する物語…。

これから公開なので、詳しい事は書けませんけれど、
地元で「死の山」と呼ばれる劔岳の厳しくも神々しい姿、
明治時代、まだ高度な登山装備もなく、粗末な装備と重い測量機材や
三角点用の石材を背負い、前人未到の山に挑む男達…。

その測量隊の足跡を忠実に再現(ロケ隊のCGに頼らない実写が凄い!)
された映像が、神々しいまでに美しいです…。
主人公の浅野忠信、ガイドに香川照之、宮崎あおい、役所広司さん等、
特に香川さんの朴訥なガイド役が、すごく良かった!
松田優作さんのご子息、松田龍平さんも出演されてます。

感想
決してCGを駆使した華やかな作品ではありません。
でも、極寒の3000メートル超えの劔岳・立山連峰各所で
208日間籠って撮影された映像は、必見です。
現場に立たなければ見られない荘厳な山々、雲海の向こうに沈む
夕日、立山連峰から見える富士山等、素晴らしい映像でした。

本日は、監督「木村大作氏」のスピーチもあり、帰りに握手して
頂きました。映画監督さんというと、近寄りがたいイメージですが、
皆さんに気さくに話しかけていらっしゃったので、びっくりです。

代表作は、「八甲田山」「復活の日」「居酒屋兆治」「華の乱」
「あ・うん」「憑神」等

久々に、実写の醍醐味を堪能できる映画でした。
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by keiyou-ai | 2009-04-09 23:23 | 鑑賞徒然

オペラ鑑賞



ここのところ、お天気なのになかなか気温は安定しませんね。
まだ、朝夕ストーブが手放せません。一進一退の春模様…かな?

ところで、先日の日曜日、知人がボイストレーナーをしている
団体のオペラ公演を鑑賞してきました。

「結婚手形」という喜劇で、とても楽しい演目でした。

あらすじ
裕福な英国の商人(実は借金で苦しい)は、取引先の米国の
社長から一人娘を嫁に欲しいと言う手紙をもらい大喜び!
同封の「結婚手形」には、一人娘を嫁にもらえたら、
借金を肩代わりすると書いてあり、主人は何とか娘と社長を
結びつけるように、娘を着飾らせて盛大にもてなします。
ところがどっこい、娘には言い交わした恋人が…。

社長と恋人達、主人と社長とのドタバタでどうなることやら…。
ところが、見た目とは大違いの社長さん、
なかなかできた人で、二人の仲を認めた上に、娘の恋人の度胸を
見込んで自分の跡継ぎに指名…出来過ぎじゃない?(笑)
主人の借金も娘の結婚を認めさせる事で、無事解決。
その上、社長さんには思いがけず優しい花嫁(メイドさん)
も見つかって、双方めでたしめでたし…という内容。

主人役の役者さん、演技も達者で思わず見入ってしまいました。
娘さん役のソプラノも、のびやかな声で上品…。
社長さん役のテノール、とても個性派の方でなかなかの演技力!

シンプルな舞台でしたけど、「山椒は小粒でぴりりと辛い!」
みたいな若手の役者さん達の強い意気込みを感じるいい舞台でした。
お仲間は、大きな声で「ブラボー!」拍手!拍手!
ボイストレーナーのKさんも、ホッとした表情。

終演後、お仲間と久しぶりに盛り上がり、わいわいがやがや。
しっかり、記念写真まで撮って頂いて…。
本当に、楽しかったなあ!

Kさん、お誘いありがとうございました。

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by keiyou-ai | 2009-04-01 01:59 | 鑑賞徒然

不思議、不思議??

何かが動き出す時、自然に運の流れが来るような気がします。

どう頑張っても行き詰まる時もあれば、不思議に縁が廻って来る時
もありますね。今迄、あがいてもあがいても見えなくて掴めなかった
ものが、ふと目の前に現れて来る…。

それも絶妙なタイミングで…。
本当に、本当に神様が見えているのではないかと…。

昨日、埼玉近美で川口市の旧家から寄贈された
「横山大観」の作品4点の特別展示を見てきました。
その中の墨一色で描かれた「日本心身」という富士山の
絵を見て、背筋を真直ぐに伸ばしたくなりました。
端正な富士の姿、墨の濃淡で大胆に描かれた雲海、
その絵の前に立つと、日本人の血が静かに沸き上がってくるようです…。

静謐な印象なのに、自然と背筋が伸び気持がびしっと引き締まる…。


耳をすますと「初心に還れ…」

絵の中から、そのようなメッセージが聞こえて来るようです。
不思議…。

埼玉近美での常設展「特別展示」は、2月17日まで
ご興味のある方は是非お出かけ下さい。
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by keiyou-ai | 2008-01-27 02:53 | 鑑賞徒然

目白バ・ロック音楽祭

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。久しぶりの投稿です。

一昨日、今年3年目を迎える目白バ・ロック音楽祭に行ってきました。

ここ数年、ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン、せんクラ等、地域起こしと連携した音楽祭が目立ちます。国際フォーラムを中心とした有楽町界隈も、一時の停滞したイメージから一変…。圧倒的な演奏会数と安価な入場料もあって、一大イベントになり、今は収支も黒字となったそうです。
今迄の典型的な音楽祭のように、著名な演奏家を招いてのセミナーやコンクール形式ではなく、敷居の高さを感じさせない気軽にクラシック体験できるイベントになっています。(安い、簡単、分りやすいという見方もあるようですが…。)

私は、まだ実際には行っていないです…。恐らくこれからが正念場ではと思うのと、何となく気が向かないのは、海外の文化戦略の意図が見えかくれしているようにも感じているから…。
ビギナーは、話題性が高ければ一度は体験してみようと思うけれど、
イベントに足を運んだ観客が、すぐに高額のチケット代を払ってじっくり鑑賞する良質のクラシックファンに育つまでには、きっとまだまだではないかとも…。
でも、きっかけになる可能性は高いかもしれません。正直言って、主婦の庶民感覚からみれば、コンサートに頻繁に通える程余裕はありませんけれど、お試し感覚でなら行ってみようかと…。(^^:)

その対極に位置するような意図で開催されているという目白バ・ロック音楽祭。(適正な料金や協賛金を設定し、「場」の資源と地域商店街との協力のもと開催)古楽演奏者と地域商店街や企業、目白に縁のある人々が中心となり、「場」にこだわった音楽祭だそうです(地域密着型?)。地域商店街の熱心な取り組みも気になる所です。

本日のコンサートは、自由学園明日館での米良美一さんのリサイタルでした。10年前、ひょんなご縁で聞き出して以来、ずっと聴き続けてきたアーティストです。この方の日本歌曲は凄い!「曼珠沙華」「うぐいす」で惚れ込みました。国内の歌手で、日本歌曲をこれだけ歌いこなせるアーティストはそういないのではと…。表面的な美しい歌ではない…。
すみずみまで神経を行き渡らせ、情念までも込めた魂に響く歌…。
どこか、浄瑠璃的…。シャンソンは長唄や端唄に通じるよう…。
今日のプログラムでも、「曼珠沙華」と「ジュ・トウ・ブ」「ヨイトマケの唄」は圧巻でした。

多様なアーティストの演奏を幅広く聴くのも良いのですが、1人のアーティストのデビューから何年もずっと聴き続けることで、返って音楽の深淵を垣間見る事も有るのでは…とも思っています。お陰で、今はクラシックの世界にずぶずぶとはまりこんでしまったようです。(^^;)
いつのまにか、室内楽、声楽、オーケストラ、オペラまでエスカレートして、それぞれの魅力に眼が向き始めました。でも、音楽理論や音楽史に興味があるわけではなく、周辺知識で道草しているだけなのですけれど…。(^^;)作曲家の生涯や曲のできた時代背景とか、当時の楽器とか興味はつきません。美術も同じで、強く興味をもった一つの作品からずぶずぶ状態に…。(爆)何かしら惹き付けられる演奏や作品等に出逢い、興味を持つことから全てが始まったように思います。

横道にそれましたが、きっかけはとても大事ですね。
目白バ・ロック音楽祭をはじめ、各地の音楽イベントが地域に根付き、これからますます多くの方々に広がって行く事を期待しています。
各地で立ち上がった音楽フェスティバル、今後も眼が離せないですね。
楽しみです!
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by keiyou-ai | 2007-06-23 02:26 | 鑑賞徒然

満開の桜と「受胎告知」

暖かい一日、上野は満開の桜の元、どこもかしこも花見客で一杯…。

なかなか時間が取れなくて延び延びになっていた「ダ・ヴィンチ展」に行ってきました。予想通り結構混んでましたけど、「受胎告知」の作品は、立体的な誘導路で観られるようになっていて、割とスムースに見る事ができました。しかし、これがダ・ヴィンチ20才の時の作品とは…!
凄すぎる…!

第2展示場は、多彩な才能を発揮して書き留められたダ・ヴィンチの手稿を元に再現された模型や解説が中心…。丹念に描かれた解剖図が凄い!
有名な人体図で示された黄金比の解説、空飛ぶ機械の想像図とか、一体ダ・ヴィンチの脳ってどうなってるのかしら?
でも、絵を学ぶ人達にとっては、理論的な事をとても分りやすく映像や展示で解説してありお薦めです。私も凄く勉強になりました。

長椅子で休んでいる時、鑑賞している人達の話が、聴くともなく耳に入ってきて、「この人って、画家っていうより科学者だよね…。」
ウ〜、確かに…。
ダ・ヴィンチは、美術を芸術の中で最も価値あるものと考えていたそうなので、その完成の為に必要だと思った事を探究し続けたのかもしれない。
それにしても、その好奇心と研究心は尋常じゃない…。それと、都市計画やイベントプロデュースで名を上げて認められてるというのも意外…。ダ・ヴィンチの生い立ちの中に、果てしない探究へと導く飢え乾くような欠乏感があったような気もする…。

最後迄手放さなかったという3枚の絵が、探究の到達点だったのでしょうか?
手稿もさる事ながら、ダ・ヴィンチの全体像を垣間見る事ができる展覧会でした。
(この三枚の作品は展示されておりません。モナリザ以外の作品、いつか観てみたいなあ。)

帰りに図録とイタリアの「green tea」というパフュ−ム、「Brack tea」という石鹸を購入。何となく今の季節に合うかなと想って…。(^^)
「受胎告知」の絵には、「ローズ」のミスト、「モナリザ」には「わすれな草」のミストかなあ…。いい薫りでした。
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by keiyou-ai | 2007-04-02 13:49 | 鑑賞徒然

3/16のニュースから

先日16日の夕刊に、クラシックを聞きに行く観客同士のトラブルが増えているというニュース…。とても、気になりました。

のだめカンタービレの影響か2〜30代の観客が増え、旧来からのクラシックファンとのトラブル増えているそう…。
以前、何かの資料で、クラシックファンは国民の12%程だというのを見た事がある。今迄、あまり興味のなかった人達がホールへ足を運んでくれる事は、とても喜ばしい事でもあるのですが…。

トラブルの原因になっているのは、次のようなものだそうです。
携帯電話の音(自分も1度経験済み(^^;)チラシの落ちる音や紙袋の擦れる事、財布やバックにつけた鈴、いびき、咳、話声、お腹の鳴る音(^^)補聴器のハウリング、体臭、香水なんていうのも…。
演奏中の雑音といわれるものが多い…。

そういうのは、確かに気になるけれど…。
人間ですもの…。多少の事は仕方がないかなあと…。

ただ一度、「ええっ、それはないでしょ!」と思った事があります。
あるオーケストラの演奏を聴きにいった時、隣の席の60代の男性が急に前の席の女性の肩をつかみ、「うるさいんだよ!」??
「身体を揺らすなって言っただろ!」どうも、この男性は、音楽に合わせて小さくリズムをとっていた女性の行動が、うるさく感じられたようです。
アンコールの拍手の止まない中でのできごと、大きな声で女性を非難する声にホール係の方が仲裁に入ったのですが、怒りが収まらない様子…。
青ざめて恐縮する女性、その場の雰囲気は最悪でした。
せっかくのコンサートの余韻も吹き飛んでしまうような出来事…。

音楽は音を楽しむと書くのになあ…。この男性に、ほんの少しの思いやりと寛容さがあれば、どちらも気持良く鑑賞できたのではと思うのですが…。

こういう事って、クラシックだけではないと思いますけれど…。

一方で、このニュースは、クラシックをもっと聴いて欲しいと、さまざまな働きかけをしてきた音楽関係者の長年の努力が、報われつつあるのだとも思います。
観客も、せっかく聞きに行くのですから、ほんの少しお互いに気をつけて、心行く迄音楽を楽しみたいですね。私もおっちょこちょいなので、気をつけようっと!!
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by keiyou-ai | 2007-03-25 13:27 | 鑑賞徒然