日々の生活の中で、ふと聞こえる心のつぶやき日記


by keiyou-ai
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松居直美チェンバロリサイタル

25日、松居さんのチェンバロリサイタルに出掛けてきました。
今回は、1999年、ジョエル・カッツマン製作の2段鍵盤のものと、2003年島口孝仁さん制作のイタリア式1段鍵盤の2台が使用されました。

チェンバロの優雅な音色は、モダン楽器の華やかさや力強さに比べると、まるで風の音や小川のせせらぎのように優しい音色で、いつもホッとした気持ちになります。
音量的には小さくても、繊細でさらさらと砂粒が転がったり、また風が木々の葉をさわさわと揺らす情景が浮かぶよう…、時には激しく波がうねるように優美で情熱的な音色にも聴こえます。チェンバロを含む古楽器は、人間の身の丈に合った楽器のように思います…。

1段の鍵盤の音色は、シンプルでストレート、音色には芯があり力強いような…。2段の方は、反響する部分が深く、まろやかな音色(薫り立つような)で、優雅で柔らかなイメージを持ちました。あとで調べたらチェンバロは、構造上運ぶのが容易では無く、(本体が装飾付きの箱に入っている。足は後でとりつけるのかしら?)当時、家具の一つだと考えられていたそうです。(だから、美しい装飾画が付いているんですね。)

松居さんのチェンバロ演奏は、初めてお聞きしたのですが、落ち着いた知的なイメージの演奏でした。2部最後のJ.S.バッハのパルティータ第2番が、変化に富んだ曲調と後半の高度なテクニックの演奏で記憶に残りました。

終演後、ご案内頂いたGさんとお話が出来ましたのと、旧知の知人が思いがけずお知り合いと分かり嬉しかったです。何だか世の中広いようで狭いものですね。
久し振りに、ゆったりと気持ちを預けられる素敵なリサイタルでした。
G様、ご案内ありがとうございました。
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by keiyou-ai | 2006-03-27 00:35 | 鑑賞徒然