日々の生活の中で、ふと聞こえる心のつぶやき日記


by keiyou-ai
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

埼玉近美 ファッションとスペインの文化〜

300%スパニッシュ・デザインという企画展を、埼玉県立近代美術館に見に行ってきました。う、嬉しかったなあ!ガウディのイスが2脚も展示してあって、バルセロナで見たガウディの作品の数々を、懐かしく思い出してしまいました。

企画展は、愛知万博関連企画ということでしたが、スペインとデザインのかかわりを、ファッションと画家の絵や文化と関連づけたり、スペイン100年間のデザインの変遷をイスや照明器具、ポスターで辿る構成になっています。
ポスターのデザインや色遣いはかなりレトロな雰囲気…。洗練されたというより素朴な感じのするものが多かったように思います。
イスは楽しかったですよ〜!やっぱり、やっぱり、ガウディのイスが一番のお気に入り…。う〜、欲しい〜!(無理な事は分かっていますが、あの曲線がたまりません。)それと、カルラス・リアル作の安楽イスもビロード張りのシックな椅子でいいですね。窓辺で揺らしながら寝てみたいなあ…。その他にも、これどうやって使うのだろう?と思うようなユニークなデザインの物も展示されていました。
照明器具は、生活の中で活かすゆとりを持てたら置いてみたいなあと思いますが、我が家のような兎小屋では…というのが正直な感想でした。かなりサイズも大きくて大胆なデザインのものもありましたが、スタンド形式の物や紙素材を使ったものは使い勝手が良さそうでした。欧米では、部屋の灯りの使い方がとても素敵だなあといつも思うのですが、日本の一般家庭ではあまり重要視されていないように感じます。欧米では、特に間接照明の使い方がうまいですね。ホッとできるような気がします。
ポスターに関連して、現在のスペインでは、街角の広告塔が嫌みなく街に溶け込むように立っていて、センス良いなあと感心しました。日本でも屋外広告にある程度規制をかけて、街並をトータルにコーディネートできるといいのになあ…。各市に都市計画の専門家やコーディネーターもいると思うのですが、実際の所どうなのでしょう?

ワクワクしたのは、やはりファッション!ミロの絵画からインスパイアされたようなゴルチェの妖しい魅力の赤いドレスやスペイン風レース使いの黒のドレスの数々。そして、フラメンコや闘牛士の衣裳の華やかな色合い、ゴージャスな刺繍に驚嘆です。細かい手の込んだ細工に目を奪われます。また、現代の衣裳(オートクチュール)のシンプルながら大胆なデザインにも、思わず引き込まれてしまいました。一度でも試着できたらいいなあなんて、いくつになってもワクワクしてしまいます。(爆)正直着てみたいですね。もちろん、似合うかどうかは別として、変身願望が女性には誰でもありますでしょう?(爆)裾の長いイブニングや「聖アンセルモ、ペレイの司教」からデザインされたウエディングドレスなど、ドレープが自然でシルエットの美しいものが多いように思いました。意外とサイズが小さく「えっ!これを着るには、結構ダイエットしなくちゃ駄目じゃない?」などなど、鑑賞というよりかなり世俗的な考えで頭目一杯…。(^^;)最後に、映像での仮想ファッションショーでかっこいいモデル達がさっそうと歩く様を見て、「やっぱりああいう人達が着てこそのドレスだわ」とおばさんは深い溜め息をつくのでありました。
展示に関してですが、黒の衣裳が多かったのに、会場の照明がかなり薄暗く、(意図的になされたことだとおもいますが)素材や風合いが解りづらいように思います。できれば、スポットの当て方等、今一つ工夫して頂けたらと…。特にガラスケースの中に展示されたものが見にくいと思いました。

しかし、これらの衣裳や作品の数々は、実際のスペインでもなかなか見られないだろうなあと思います。スペイン好きな方には見のがせない企画展です。私も友人にガウディの椅子大好き人間がいるので、声をかけようと思っています。興味をもたれた方、是非お出かけになってみませんか?
企画展は、2005年10月10日までです。また、9月2日には、関連企画として、塩谷 哲さんのピアノコンサートも予定されています。こちらもとても楽しみです。
[PR]
by keiyou-ai | 2005-08-21 01:18 | 鑑賞徒然