日々の生活の中で、ふと聞こえる心のつぶやき日記


by keiyou-ai
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

舘野泉さん…。凄いなあ!

夕べの「クラシック倶楽部」という番組に、「左手のピアニスト」舘野泉さんが出演されていました。舘野さんは、脳卒中の後遺症で右半身に麻痺がのこり、その闘病と再起までの様子や、左手だけのピアノ演奏へのチャレンジなど、朴訥な風貌そのままに穏やかな口調で話されていました。1年半のリハビリと苦悩の時期を乗り越えて、演奏活動への復帰にチャレンジされている姿に感銘を受けました。自分にとって最も大切な物を無くし死んでしまいたくなるような状況でも、あきらめずに道を歩き続けていると、ふっと視界が拡がって見えてくる時があるのだそうです。もちろん、並み大抵の努力ではなかったと思います…。しかし、舘野さんの穏やかな表情からは、苦悩の日々というより、爽やかな潔ささえ感じました。

また、闘病で思い出す方、昨年亡くなられたフォルテピアノ奏者の小島芳子さん。フォルテピアノの名手で、以前松明堂ホールで演奏を聴いた事があります。
小柄でとても繊細な感じの方でしたが、道半ばで夭折なさってどんなに心残りでいらしただろうなあと…。手許にある「ロマンス」のCDの写真を見ながらふっと溜め息です。どんなに高名な方でも普通の凡人でも生きて死ぬ事には変わりないですが、ひとつの道に命をかける人達の壮絶な戦いには、改めて自分の生き方はこれで良いのかと問いかけて来るものがあります。何の変哲もない毎日のように見えて、確実に時は過ぎて行きますし…。
おおっと、こういうのおばさん臭い愚痴ってかんじですね、ま、まずいです。(爆)

何にしてもこれからですね。年齢とともにさまざまな荷物を背負うことになるのでしょう。それでもできれば心の足腰?を鍛えて、ひょいと荷物をかつぎ、にこにこと笑顔で暮らせたらいいなと思います。深く深呼吸して、風の神様エへ−カトル・ケッツアコアトル(健康と豊かな生活、智恵を与えるメキシコの神様)に元気を頂けるようお祈りしちゃおうかな。(先日の別所沼公園の中に、メキシコとの友好都市の象徴として寄贈されています。ちょっと河童みたいな顔だちの神様です。)
舘野さんの番組から、風の神様にまでジャンプしてしまいましたが、ピアノの道を自然体で一筋に歩いていこうとなさっている生き方に、改めて凄いなあと…。
そして、病と共存しつつも、穏やかでさわやかな笑顔が、とても印象に残りました。

 
[PR]
by keiyou-ai | 2005-04-19 03:12 | 風の歌日記